3. コンテナの立ち上げ #
Berry の Docker image から Docker コンテナを立ち上げる方法。
3.1 Docker コンテナを起動する #
-
Docker image を起動します。
以下コマンドを、コマンドの説明文の内容に沿ってカスタマイズした後、実行してください。
※(初回のみ実行)コンテナにマウントするモデルディレクトリ作成。
mkdir $(pwd)/models
Docker image の起動
docker run -p 8001:8001 --mount type=bind,src=$(pwd)/models,dst=/nodeai/models --name berry -d -it berry:latest
以下使うコマンドの説明です。意味欄の太字部分については環境ごとにカスタマイズする必要があります。
コマンド 意味 docker run
Docker コンテナを起動します。 -p 8001:8001
ホストのポート 8001 番(左側)をコンテナのポート 8001 番(右側)にフォワーディングします。ホスト側のポートは自由に変更できます。リクエストはホスト側のポートに対して行います。 --mount
type=bind,
src=$(pwd)/models,
dst=/nodeai/models
コンテナにマウントするモデルディレクトリを指定します。
・src=$(pwd)/models
は Node-AI で作成したモデル(zip ファイル)が配置されるディレクトリ。
・dst=/nodeai/models
は変更不可。--name berry
コンテナ名を指定します。任意で変更できます。 -d -it
バックグラウンドで起動するためのオプションです。 berry:latest
起動する Docker image を指定します。 -
推論 API が起動していることを確認します。以下コマンドを実行し、出力結果例通りになるか確認してください。
ローカルでコンテナを起動した場合
curl -X 'GET' 'http://localhost:8001/api/v2/models' -H 'accept: application/json'
サーバで起動した場合
<IP_ADDRESS>:アクセス先サーバの IP アドレス
curl -X 'GET' 'http://<IP_ADDRESS>:8001/api/v2/models' -H 'accept: application/json'
出力結果例
[]
※既にモデルが登録されている場合はモデル情報が表示されます。
3.2 API仕様を確認する #
以下 URL にアクセスし、API 仕様を確認してください。
-
Swagger UI
Swagger UIの使い方を参照してください。
ローカルでコンテナを起動した場合。
http://localhost:8001/docs
サーバで起動した場合。
<IP_ADDRESS>:アクセス先サーバの IP アドレス
http://<IP_ADDRESS>:8001/docs
-
API リファレンス
ローカルでコンテナを起動した場合。
http://localhost:8001/redoc
サーバで起動した場合。
<IP_ADDRESS>:アクセス先サーバの IP アドレス
http://<IP_ADDRESS>:8001/redoc