1.9. 閾値データ削除 #
1.9.1 機能概要 #
閾値を設定し、該当する行を削除します。
例えば、『センサーが停止している間に0が記録される。』、『機械停止中には異常値が記録される。』といった状態の場合に、閾値を指定しXX以下の値であれば削除するという処理が可能になります。
閾値データ削除を用いてデータの時刻間隔が一定ではなくなったとしても、時間窓切り出しでは異常部分をスキップして切り出すことができます。
1.9.2. 入力と出力 #
種別 |
---|
データ |
種別 |
---|
データ |
1.9.3. 操作方法 #
1.9.3.1. 結線 #
処理対象データを結線してください。
1.9.3.2. パラメータの設定 #
選択した項目に応じてデータが削除されます。
設定項目 | 説明 |
---|---|
対象カラム | 適用するカラムを選択します |
閾値 | 閾値と不等号を入力します。条件にマッチするデータが削除されます。 |
1.9.3.3. 実行 #
- パラメーターに従い閾値データ削除が行われます
- 処理時間が 10 分を超えるとタイムアウトし、処理が強制終了されます。
1.9.3.4. 処理結果の確認 #
テーブルタブを見ると、閾値を境にして不要な行が削除されていることを確認できます。