1.5. 時間差分

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1.5. 時間差分 #

1.5.1. 機能概要 #

カラムごとに1レコード前との時間差分処理を適用します。時間差分処理を行うことで、時系列データの中長期的な上昇・下降傾向を削除することが可能です。

例えば、下図は上昇傾向のあるデータ(左図)に対して時間差分を計算したデータ(右図)を折れ線グラフとしてプロットしたものです。時間差分を計算することによって、上昇傾向がなくなったことがわかります。

1.5.2. 入力と出力 #

種別
データ
  • 入力に欠損値が含まれる場合はエラーになります
種別
データ

1.5.3. 操作方法 #

1.5.3.1. 結線 #

対象データを結線してください

1.5.3.2. パラメータの設定 #

設定項目 説明 初期値
適用カラム 時間差分適用対象カラム

1.5.3.3. 実行 #

  • パラメーターに従い時間差分処理が行われます。
  • 処理が成功すると、メッセージが表示されます。
  • 処理時間が 10 分を超えるとタイムアウトし、処理が強制終了されます。

1.5.3.4. 処理結果の確認 #

  • 必要に応じて、表形式、統計量、グラフ形式で分割結果を確認してください。
  • 時間差分処理を適用したカラムは、先頭の 1 レコードが失われます。時間差分を適用していないカラムを含め、全てのカラムの長さが短くなります。